Marvel’s Wolverine とは?
Marvel’s Wolverine は、Insomniac Games が手がけるシングルプレイのアクションゲームです。Marvel’s Spider-Man シリーズと同じ世界観を共有しつつ、単体で完結する物語を描いており、スパイダーマン作品を未プレイでも問題なく楽しめます。プレイヤーは数百歳のミュータント Logan となり、アダマンチウムの骨格、手の甲から伸びる爪、強化された感覚、そして再生治癒能力を武器に、至近距離の肉弾戦を戦い抜きます。街を飛び回るのではなく、常に拳ひとつぶんの距離で殴り合うゲームです。
はじめかた
ジャンルはハックアンドスラッシュ/ベルトアクション寄りなので、まず腹に落とすべき前提は「自分はほぼ常に囲まれている」ということです。敵は一人ではなく四人、六人、十人と現れ、しかも追加で湧いてきます。大切なのは群れの制御です。常に動き続け、敵を正面に置き、絶対に囲まれるな。
序盤の章は急がず丁寧に進めましょう。ここでゲームは戦闘の文法を教えてくれます。ガードできる攻撃、回避しなければならない攻撃、そして Logan が実際にどれだけのダメージに耐えられるのか。治癒能力が設定に組み込まれているため、戦闘は慎重な後退よりも前進を評価する傾向にありますが、それはあくまで傾向であって、連打していい理由にはなりません。
難易度はまず「学べる」ものを選びましょう。あとから上げられますし、物語が難易度でロックされることもありません。
初心者向けのコツ
- 敵のモーションを見る。 ヘルスバーではなく、構えや踏み込みを注視しましょう。
- ガードと回避を区別する。 ガード不能攻撃には専用の予備動作があります。ボタンを間違えて食らうのが一番多い死因です。
- 治癒能力をリソースとして使う。 数秒引いて回復させるのは立派な戦術で、臆病とは違います。崩れた戦況を立て直すのに使いましょう。
- 強化された感覚を常に使う。 物語の小道具ではなく、目標の追跡や部屋の下見に便利です。やり直しが減ります。
- 厄介な敵から倒す。 遠距離から攻撃してくる敵やコンボを止めてくる敵は、真ん中の大柄な敵より優先です。
- 装甲を想定する。 Trask の Reavers はサイバネティック強化済み。軽い攻撃を弾く敵もいるので、重い手か環境の利用を。
- 強化は基本に投資する。 生存力と主要な戦闘アクションは最後まで効きます。ニッチな解放は後回しで構いません。
遊ぶ価値はあるか?
タイトで苛烈、物語主導のキャラクターアクション——オープンワールドの遊び場というより格闘アクションに近いものを求めているなら、答えは明確に「Yes」です。X-MEN 周辺が好きならなおさら。Insomniac のライセンス作品の実績は信頼できますし、Logan の近接・爪主体の戦いは、広大な世界よりも一本筋の通ったシングルキャンペーンによく合っています。
逆に、Marvel’s Spider-Man で好きだったのが移動そのものや収集要素、マップの広さだったなら、本作は意図的に狭くリニアな作りです。またかなり暴力的なので、家族向けのスーパーヒーロー作品ではありません。